ブックタイトルgather2019 vol.8 株式会社エクステリアワタナベ

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概要

gather2019 vol.8 株式会社エクステリアワタナベ

出荷箱詰めし、出荷。時とともに変化していく選別・検査 風合いをお楽しみください寸法や反り、表面品質を検査。焼成トンネルキルンで約1.5日焼く。乾燥窯の余熱を利用して数日間乾燥させる。押出成形真空成形機で板状に押し出す。混練水や骨材を加えて練り、2日間ほどねかす。技術遺産ともいえる「湿式押出成形」業界最大級のトンネルキルンで完成をみる湿式製法タイルの工程ブレンドした土から、焼成して完成する「結果」が見えにくいという点、それが湿式押出成形の難しさです。商品化するタイルの色彩や質感、風合いまでを想定し異なる土をブレンド、色具合と分量の調合作業を繰り返すことで生み出された原料配合の指示書は、私たちの財産であり、膨大な量のテストピースは開発に携わったスタッフの感性とタイルへの想いの結晶です。トンネル状の窯である約70m の大規模トンネルキルンで、「還元焼成」という焼成法でつくられるタイル。優雅で重厚な焼きものとしての趣をつくり、変化に富んだ表情を創り出す焼成法で、最大1,200℃に設定された室内を、一昼夜半ほどかけて移動しながら焼き上げて完成させます。?菊練り粘土の硬さを均一にし、適度な粘り気を与えながら、気泡を抜いていく。その過程で粘土に菊の花びらのような紋様が浮かび上がることから「菊練り」と呼ばれます。工場内に設置された巨大なトンネルキルン?膨大な量となるテストピース原料粘土類を粉砕、混合し調整。